ものの温度と体積 4年生 (日立理科クラブ支援授業) 
 坂本小からいただきました
                                                          平成26年11月28日

 ものが温まると、膨張する! 膨らむ!
 分かります、漠然とは。しかし、空気、水、金属の温まり方は同じかな?
 金属が温まると膨らむ様子はどこかで見たような気がします。となると、空気も水も同じように膨らむのでしょうか。このことを確かめるために、今日は、日立理科クラブの4人の先生と、理科室のおじさんが4年生の理科の授業支援にお出でくださいました。
 ガスコンロで金属の棒を温めると、金属が延びていく様子がはっきりと確認できました。高温になり危険な実験なので、これは先生のお手本実験をみんなで観察しました。しかし、次なる水と空気の温度と体積の変化は、自分たちの手で!!
 温められた空気の膨張でガラス管の水がぐんぐん上昇する様子を見ると、
 「お〜!!」 「うわぁ〜!!」と、あちらからもこちらからも子供たちの歓声が湧きました。
 金属の、水の、空気の変化を自分の目で確かめた感動は、ずっと脳裏に焼き付いているに違いありません。
これが、実験のよさであり、理科の不思議発見の基となるのです。
 パソコンで検索すると、この実験の様子を詳しく解説し、細かく画面で見ることはできるのですが、やはり現場で、現物で確かめる実験の感動は、画像観察とは比べものにならない感動を味わうことができるものです。

 授業が終わり、給食、昼休み、清掃と、時間が流れても4時間目の理科の時間の実験の感動は冷めず、実験の様子を多弁に、語る! 語る! この子供たちの姿こそ、求める理科の授業の基本であると感じました。実験をする子供たちは毎年変わりますが、子供たちは、毎年同じような感動の経験をしています。日立理科クラブの先生方のご支援のお陰で、心に残る楽しい授業が受けられるのは、本当にありがたいことです。
 先生方のご支援に心から感謝申し上げます。また、来年の4年生も、お楽しみに…。
  
   
実験のポイントを・・・  温度が上がり・・・
   
定規で測ってみると  興味津々!
   
 温度がポイント! こんなに伸びている!