理数教育の充実を目指し日立市と日立製作所とが取り組む"未来を拓く科学大好き教育推進事業”の拠点、「日立理科クラブ」が開所しました。
日時 : 平成21年5月9日
場所 : 日立市神峰町 教育プラザ内
出席者 : 150名
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佐藤代表理事 |
日立理科クラブは日立製作所OB 70数名が会員。さまざまな製品開発や研究に携わってきた技術士や博士号などを持つ科学エキスパート集団です。日立製作所が平成22年に創業100周年を迎えることから記念事業の一環として組織し、「日立市と日立製作所との連携協力事業に関する基本協定書」に基づき組まれる事業を担う組織であります。
事業項目は、 @理科室のおじさん(小学校駐在) A小中学校授業支援(理科教室) B理数アカデミー(中学生ハイレベル手作り教室) Cふしぎ不思議ランド(水ロケットづくりとイベント) Dモノづくり工房(工作体験教室)の5つを柱に展開します。
市教育委員会から小学校に派遣され実験を披露したり、理科室の環境整備に協力し、理数に興味・関心の高い小中学生向けにアカデミーも開いて行きます。また、クラブの独自事業として同プラザを会場に工作体験教室なども開催しします。
開所式で佐藤一男代表理事は、同クラブの概要を紹介しながら「子どもたちの好奇心に灯をともすことが役目。モノづくりの過程からサポートし教育現場に根ざした支援をしたい。」と科学モデル都市を宣言。 樫村千秋市長は「クラブの存在意義は大きく、将来は市出身者からノーベル賞受賞者が出ることを期待したい」、日立製作所取締役会議長の庄山悦彦氏は「技術を通して地域に貢献したい」とご挨拶をいただきました。また、井上市議会議長・河合教育長が来賓として祝辞を頂きました。
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樫村市長 |
庄山悦彦氏 |
鈴木拓弥君 |
井上 清氏 |
河合教育長 |
更に、児童生徒を代表して市立助川小6年の鈴木拓弥君が「4年生までは理科が苦手だった。楽しもうとする気持が足りなかった。今は宇宙に興味があり、自分で調べてみたい」と同クラブへの期待の言葉を述べてくれました。
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出席者 |
展示品を興味深く見る |
ロボットの動きに大喜び |
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風車 |
メリーゴーランド |
ポンポン船 |
また、記念講演として、日立技術士会員の黒田誠氏が「くらげは光る〜ノーベル賞とくらげのお話〜」と題して講演されました。
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